「リビング階段を採用したい」または「間取りの都合でリビング階段がどうしても発生する」
といった方は多いなかで、採用するにあたってメリットとデメリットを知っておきたいですよね。
実際にリビング階段で暮らしてみたことなんて無いし想像つかない・・・
そういった方にオススメの記事です。
この記事を読むと・・・
- リビング階段のメリットデメリットが分かる
- リビング階段の実用的な寒さ対策が分かる
- 実際にリビング階段を採用した者の意見が分かる
- 寒さ対策が実際に効果があるのか実験的に分かる
我が家はリビング階段を採用して早3年になろうとしています。
実際に3年ほど住んでみてメリット・デメリットを肌で実感していますので、実体験を含めてお伝えしていこうと思います!
メリットは3つ!
メリットとしては少ない気がしますが、3年住んでみて感じたメリットは3つです。
寒い廊下に出なくて済む
冬限定にはなりますが、廊下があるとリビングと廊下はドアで区切る場合が多いので、廊下は寒くなりがちです。
廊下まで暖房を効かせるご家庭は電気代の都合上、なかなかないと思います・・・
それに対しリビング階段であれば、リビングは暖房が効いてますので身体を冷やすことなくに2階へ上がれます。
寝室が2階にある場合はできるだけ身体を冷やしたくないですよね・・・
また、ご家庭に新生児などの赤ちゃんがおり2階が寝室の場合、リビングで寝かしつけてそのまま起こすことなく寝室に運ぶことができます。
ぐっすり寝ている赤ちゃんでも寒い所に行くと起きてしまうことが多いので、寝かしつけが苦手な方には特にオススメします!
物を2階に持って上がる時は楽!
リビングから物を持って上がる時はリビング階段が楽です。
特に両手が塞がっている場合、廊下であれば廊下までのドアを開ける手間が省けます。
あらかじめドアを開けていればいい話ですが、忘れることも多いですよね(笑)
2階の人を呼びやすい・・・
無理やりメリットを挙げてる感強いですが、2階の人を呼びやすいです(笑)
リビングでご飯を作って、2階の子供を呼ぶ・・・
といったケースなどを経験される方は多いと思いますが、わざわざ廊下に出る手間が省けます。
デメリットも3つ!
リビング階段といえばデメリットを調べがちですよね。
我が家もリビング階段を採用する際によく調べました。
実際に住んでみて以下のポイントが気になりました。
冷気が降りてくる
リビング階段の最大のデメリット、「冷気が降りてくる」は実際に降りてきます。
リビングに暖房をつけていても、階段から冷たい空気が降りてくるので暖房の設定温度と実際の温度に差はあります。
実際に我が家では暖房の設定を26℃に設定していても、リビング階段近くの温度計では20℃くらいになっています。
また、「冷たい空気」と表現しましたが、空気が降りてくるのでリビング階段すぐのカーテンがずっとユラユラしています(笑)
最初それをみた時、思わず心霊現象かと思いました(笑)
音や匂いが2階に抜ける
音に関しては扉一枚挟まないと、リビングで見ているテレビの音だったり少し大きな生活音は2階まで聞こえてきます。
夏や冬などの扉を閉めてエアコンを稼働する時期は、部屋が区切られてるので音は聞こえにくいですが、春や秋などの扉を閉めないことが多い時期はどうしても聞こえてしまいます。
春や秋は窓も開けたりするので外を介して聞こえてくることもありますけどね(笑)
また匂いに関しては、お好み焼きやお鍋など匂いがつきがちな料理をした場合、2階の階段付近あたりまで匂いがすることがよくあります。
リビングがそもそも匂ってるので別に気にならない方もいると思いますが、2階は新鮮な空気を吸いたいですよね(笑)
プライバシーの確保が難しい
来客があった場合、リビング階段だとプライバシーの確保が難しいです。
例えば、奥さん側の友達が家に遊びに来た場合に旦那さんは2階の部屋に行くとします。
時間が経って旦那さん側が外出したい場合、必ずリビングを通る必要があります。
自分はよく経験しますが人見知りなので、少し気まずかったりします(笑)
このデメリットも気にならない人は気にならないと思いますが、3年住んでみて我が家では気になったポイントです。
デメリットを対策することも可能
以上がリビング階段と共に3年住んだ我が家が挙げるメリット・デメリットでした。
デメリットの寒さに関しては採用するにあたって、そうなることは想定していました。その対策として我が家は階段上にロールスクリーンを設置しました。
自分で巻いて収納できるので、冬の時期だけ登場します。
これが寒さ対策としては抜群なのですが、前述の匂い対策にも効果的です。
音に対してはあまり効果的とは言えませんでした。
ロールスクリーンの効果検証
実際にロールスクリーンの有無を検証してみました。
暖房設定26℃の時、階段下の温度計では22℃を記録していました。
そこから実際にロールスクリーンを下ろし、1時間後に階段下の温度計を測定したら24.5℃でした。
ロールスクリーンは寒さ対策には効果的だと感じます。リビング階段を採用する予定がある方はあらかじめ間取りの段階でロールスクリーンを採用することをオススメします!
市販でもこういったものを合わせて自作することもできますが、外れる心配があるので建具として付けておけば安心です。
まとめ
今回は「リビング階段のメリットデメリット」について解説しました。
デメリットが多いのがリビング階段の特徴なので、リビング階段を使わない間取り案もメーカーから提案してもらうのもポイントです。
メーカー以外でも間取りのプロに間取り案を作ってもらえますので良ければ活用ください。
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