間取りを決める時には、生活動線を考えることがおすすめと言われます。
具体的には、家事動線とか洗濯動線とか帰宅動線とか色々と種類があります。
家事をするためにどう動いてるか、帰宅してからどう動いているかを振り返り、その動線をできるかぎり短くシンプルに直線や円で移動できると暮らしやすい間取りになります。
我が家は設計士さんと営業さんがタッグを組んで、色々なパターンの間取りを提案してくれたのですが、生活動線を考えて修正してもらった点もあります。
自分がどんな生活動線を考えていたのかなと振り返ってみると、
- 帰宅動線
- 朝の準備動線
- 配膳動線
- 洗濯動線
についてよくよく検討していました。
朝の準備動線とか配膳動線とかは名前があるのか分からないので、勝手に命名しました(笑)
今回は、我が家の生活動線を考えた間取りをご紹介したいと思います。
この記事を読むと・・・
- 生活動線について気を付けたいポイントが分かる
- 実際に家を建てた人目線の生活動線案が分かる
- 生活動線で後悔しない間取りを作ることができる
帰宅動線
まずは帰宅動線です。
最近はコロナも流行ったこともあり、玄関に手洗い場を設ける方も多くいらっしゃるようです。
感染症対策で手洗いうがいは昔に比べ、意識するようになりました。
そのため、玄関から洗面所にどうアクセスしていくかがポイントとなります。
また、リビング収納の有り無しによっても動線が大きく変わります。
家に帰って、「カバンをどこに置くか」「冬であればコート等をどこにかけるか」がポイントです。
我が家のこだわった帰宅動線
我が家の帰宅動線はこちら↓
我が家の帰宅動線のポイントはつぎのとおりです。
①玄関から入ってすぐにキッチン
職場に弁当を持って行っているので、帰ってすぐキッチンの腰壁に弁当箱を置いておきます。
②かばんはLDKに置けるように
かばんに入っている物はLDKで必要になることがよくあるので、かばん置き場はLDK内に作りました。
③リビング収納と洗面所は近くに
かばんを置いてから洗面所に行くので、かばん置き場となるリビング収納と洗面所の場所は近く、なるべくシンプルな動線になるようにしてもらいました。
一方で、特に重視しなかったこともあります。
重視しなかったポイント2点
①家族玄関は不要
家族玄関を作るほどの広さはありませんし、来客は多くないので多少玄関が散らかっていても問題ありません。
玄関収納があるので急な来客でも玄関収納にぱぱっと隠してしまえば気になりません。
②回遊動線にこだわらない
我が家の間取りの場合、帰宅動線は回遊になっていないほうがむしろ動線がシンプルになりました。
なので回遊動線の間取りをやめて今の間取りになりました。
朝の準備動線
次に朝の準備動線です。
朝は弁当の準備や、朝ごはんの準備をする方も多いと思います。
そのため、朝のポイントは洗面所はもちろんですが、キッチンへの動線が大切です。
朝の準備動線はこちら↓
我が家のこだわった朝の準備動線
朝はとても苦手で、最短距離で準備を済ませたい!という思いが強すぎて・・・
朝の準備動線なんて考える人あんまりいないですよねと思います(笑)
ポイントは・・・
①洗面所とクローゼット、キッチンは近くに!
これは、身支度や朝食、弁当を最短で用意したかったからです。
②メイクスペースをLDK内に
妻はメイクしながら朝食食べる事もあります←行儀悪いです、すみません(笑)
賃貸の時も妻は、ダイニングでメイクをすることが多く、メイク道具を毎回片付けるのが面倒だそうでテーブル上に置いたままにすることも多々。
ということで、キッチン横にちょうどできた階段下のワークスペースをメイクスペースにしました。
朝食を食べながら、メイクもできるようにダイニングの真後ろに設置してます(笑)
配膳動線
これは大したことない動線ですが我が家は重要視しました。
なぜなら、食事の準備が面倒だからです。←基本的に家事が嫌なんだけですが・・・
我が家のこだわった配膳動線
賃貸の時は腰壁ありのペニンシュラキッチンで、対面にダイニングがある間取りでした。
キッチンからダイニングに回るのがとても面倒だったので、設計士さんが作ってくれた間取りが横並びキッチンで出てきた時はうれしかったです。
洗濯動線は諦め
我が家の動線を考えた間取りを紹介しましたが、妥協した動線もあります。
それは、洗濯動線です。
我が家は洗面所を1階に希望していました。
でも1階はLDKや収納の広さを優先しランドリールームはなしに。
また、2階の間取りを優先して洗面所から遠い位置に階段を設置したので洗濯機から階段が遠い。
帰宅動線を優先したので、キッチンと洗面所は隣り合わってない。
ということで、洗濯動線は距離がながーくなっています。
この話はまたの機会に詳しく紹介したいと思います・・・
まとめ
以上、我が家の生活動線を考えた間取りでした!
間取りを考える時には、自分の生活動線を振り返って間取り図に動線を書きながら考えていました。
“自分の”生活動線を大切に、動線が悪い場合の“自分の”負担感も考えながら間取りを決めることをおすすめします!
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