セキスイハイムといえば阿〇寛さんがCMをされている有名なハウスメーカーの印象ですよね。
我が家も実は、セキスイハイムさんと契約直前まで話が進んでいました。
最終的にはダイワハウスさんになりましたが・・・
そんな私が感じたセキスイハイムのメリット・デメリットをまとめてみました!
この記事を読むと・・・
- セキスイハイムを検討していた人目線のメリット・デメリットが分かる
- セキスイハイムが候補から外れた理由を当事者が解説
セキスイハイムは木造も鉄骨造もあるのですが、今回は鉄骨造に焦点を当ててみます。
私たちの家づくりのきっかけはセキスイハイム。
家づくりに関する色んなことをセキスイハイムさんに教わりました。
個性と魅力があふれるハウスメーカーさんです!
積水ハウスとの違い
セキスイハイムは積水化学グループの住宅ブランドです。
積水ハウスと名前が似ているので、ハウスメーカー選びの初心者の方は混乱しますよね。
私も最初は全く分かってませんでした。
どちらの会社も最初は同じ積水化学工業でしたが、積水ハウスはそこから独立し住宅販売をしているメーカーで、セキスイハイムはそのまま積水化学工業に残って住宅販売しているといった違いがあります。
住宅のコンセプトも全く違うので、今回はセキスイハイムについて解説します。
セキスイハイムのメリット
元祖自給自足の家
・太陽光発電
・蓄電池
・HEMS
この3つを用いてゼロエネルギーハウス(ZEH)を構築し、元祖自給自足の家として有名です。
ゼロエネルギーハウス(ZEH)とは?
電気を作ることで消費する電力を0にしようとする住宅のことです。
これによって光熱費の削減や、災害における停電時も、太陽光発電と蓄電池で家の中で不自由なく生活できます。
HEMSは電気やガスの使用量を見える化し、管理や制御ができるタブレットです。
ちなみにこのタブレット、TVも見れます!
実際にセキスイハイムの展示場に行くと、停電時でも蓄電池に貯めた電力で家の中の電気が点く様子を再現してくれます。
商談が進む過程で、セキスイハイムのZEH体験場みたいなところで私も体験しましたが、勉強になるし楽しかったです。
毎月の電気代も売電により買電がプラスになることもあるみたいです。
我が家は結局ダイワハウスで建てましたが、セキスイハイムの自給自足の家が気に入り、太陽光発電や蓄電池を採用しました!
それくらい魅力的でした。
ユニット住宅
セキスイハイムは、自社の工場で鉄骨の枠組み(ユニット)まで作りあげます。
壁や窓なんかも既に取り付けてあり、四角いユニットを基礎の上に乗せていくようなイメージです。
工場で骨組みの組み立てがほとんど完成されているので、現場での組み立てが少なく人為的なミスが少なくなります。
熊本地震での住宅被害の要因として、接合部分の仕様が不十分であったことが報告されています。
必要な部品が取り付けられていないことなどが地震の被害につながっています。
その点、工場生産で人為的なミスなく施工されるのは安心感がありますね。
また、セキスイハイムはボックスラーメン構造を採用しており、一般的にネジで止める所を、工場で溶接接合しているのでより頑丈な家になります。
以下の記事で説明しました2000年基準で建築した住宅ですら、何棟か倒壊した熊本地震でもセキスイハイムの倒壊件数は0件らしいです。
冷暖房空調システム
住み心地で大事なのは、空気環境!!
セキスイハイムでは、独自の快適エアリーを設置し日本アルプス級の空気質を再現できるみたいです。
PM2.5や花粉も99.9%除去。もちろん第一種換気です。
快適エアリーには冷暖房機能も付いてます。
なので、エアコンを買う必要はありません。
家丸ごと冷暖房が効くので快適に過ごすことができます。
家の床に吐き出し口と吸い込み口があるので、冷暖な空気が循環しやすく、また床から暖房が出るので冬は実質床暖房になるとのこと。
業界トップレベルのアフターサポート
引き渡しから2年目までの計3回と60年間、無償で定期診断を行なってくれます。
定期診断とは、家の健康診断みたいなもので、家に不具合がないかをしっかりとチェックしてくれます。
また、構造物の保証期間も長く、柱や基礎、外壁などは30年保証とのこと!
アフターサポートが充実しているのは安心です。
これは色んなハウスメーカーを見てみましたが、トップレベルにアフターサポートがしっかりしていました。
セキスイハイムのアフターサポートは安心できると思います。
デメリット
ここからはセキスイハイムのデメリットについてです。
我が家は最終的にセキスイハイムを選びませんでした。
もちろんセキスイハイムが良くないということではありませんが、私たちには合わないなと感じた部分もありました。
私達が感じたデメリットは以下の3点です。
外観でハウスメーカーが丸わかり
素人の私達ですら、これはセキスイハイムの家だねと、分かるくらい外観(外壁タイルや形状)が似通っていると思います。
これはセキスイハイムで少しでも家づくりを経験されている方は分かっていただけると思います。
ユニット住宅なので仕方ないのかな〜と。。。
どうしてもプレハブ住宅っぽく見えちゃいます。
似通ってるということは外観の自由度が低いのかなと感じました。
セキスイハイムの分譲地では、統一感があって良いんですけどね💦
快適エアリーの吐き出し口の場所
私達はセキスイハイムの建売住宅で検討していたので、初めて快適エアリーをみた時は驚きました。
床になんかある!これなに?え、全巻空調?!
エアコンなの!床にエアコンついてるの!なんそれ!すごい!
と最近の住宅の最新設備に驚いたのです。
ただ快適エアリーには、吸気口には物を置いて良いが、排気口には物を置いてはいけないという制約がありました。
これにより、リビングにデッドスペースができてしまいます。
また、知り合いがハイムさんの快適エアリーを使っていますが、フィルターを都度交換する必要があり、その度に手間とお金がかかるようです・・・(^_^;)
正直、全館空調に憧れる気持ちもありましたが、
ダクトの汚れのこととか、メンテナンスのこととか、故障した時の修理のこととか。。。
心配なことが多すぎて、私たちにとってはマイナスポイントになってしまいました。
間取りの自由度が低め
メリットでも挙げた「ユニット住宅」は工場で決められた枠組みを作ります。
この「ユニット住宅」は工場で組み立てる分、強固になりますがユニットの形状は大きくは変わりません。
これはユニット工法ゆえのデメリットだと思いますが、工場生産のため間取りの自由度は低いと感じました。
特に発注後の仕様変更の際、階段位置や水回りの位置は既に作られているので変更は利きにくいとのこと。
メリット(ミスが少ない、強固)を選ぶかデメリット(間取りの自由度が低め)は好みが分かれると思います。
でも、自分のしたい間取りがつくれるのであれば、構造に安心感もあるしとてもいいと思います。
まとめ
以上が私達が思うセキスイハイムのメリット、デメリットでした。
ここまで読んでいただいた方は何となく分かって頂けると思いますが、
設備や性能は素晴らしいハウスメーカーであると感じますが、デザインや間取りの自由度で好みが分かれるかなと感じます。
私達は、セキスイハイムで契約するかどうか本当に最後の最後まで悩みました・・・!
結局ダイワハウスで建てることになりましたが、デメリットに挙げている点も契約に至らなかったひとつの要因でした。
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