世界中で愛される大人気の【CH24】。
愛称は【Yチェア】。
美しいデザインで、名作チェアのひとつに数えられますが
「実際、座り心地はどうなの?」
「値段が高いので買って後悔したくない…」
と、購入を迷っている方もいるのではないでしょうか。
私も購入までにすごく悩みましたが、1年以上使用し、その人気の理由を実感しています。
この記事では、1年以上Yチェアを愛用している私が、その座り心地や、実際に使ってみてわかったメリット・デメリットをたっぷり紹介します。
正直、デザイン重視で購入を決めたのですが、デザインも座り心地もとても気に入っています。
私が選んだのは、ビーチ材のソープフィニッシュ。座面高は45cm。
座り心地は?
ペーパーコードの座り心地は悪くない
Yチェアは座面がペーパーコードになっています。
ペーパーコードとは、、、
紙に樹脂を浸透させてよったコード(紐)のことです。
このペーパーコードの座り心地ですが、悪くありません。
しっかりとテンションのかかった座り心地ですが、紙の紐を編んで作られているので、木の板に座るようなお尻の痛さは感じません。
「悪くない」という言い方をしたのは、クッション性の高い座面の椅子に比べると少しかたいと感じるためです。
私は購入前にACTUSで何度か座ってみたのですが、その時は、正直、ペーパーコードの座り心地がとてもいいとは思いませんでした。
少し座面がかたく感じたので、座面クッションを一緒に購入しました。
使うにつれてペーパーコードが馴染んでフィット感が増してくるそうで、たしかに購入当初に比べると座り心地がよくなっているように感じます。
背もたれは少し痛く感じることも
背もたれ部分が細いので、もたれかかった時に少し痛く感じることがあります。
私は細身なので背骨があたって痛さを感じやすいのかなと思います。
痛くて座っていられないかというとそうでもなく、Yチェアに座って食事をしたり、1時間程度パソコン作業をしたりする程度であればそこまで気になりません。
(もっと長時間作業する場合は痛さが気になるのかもしれませんが・・・)
痛さが気になる時は、クッションやYチェア用の座面クッションを背中に挟んだりして使用しています。
夫は、背もたれで痛さはないようです。
Yチェアの背もたれにもたれかかってゆったり座り、数時間ゲームをしていることがありますが、痛さは感じないとのことです。
座面高45cmは少し高い人も
Yチェアの通常の座面の高さは45cmで、日本サイズとして43cmもあります。
日本人の体格に合わせた日本製の家具は、座面高40cm〜42cmに設定されていることが多いです。
なので、人によっては座面高45㎝が高く感じることもあると思います。
私は45cmを購入しましたが、少し高く感じます。
ちょうどいい座面の高さのポイントは・・・
適切な座面の高さ=身長(cm)×0.25
イスの高さは足を地面に置いたときに膝が90度になる
テーブルとイスの座面の高さの差の目安は27~30cm
上記の計算式に照らしあわせると身長162cmの私の場合は162cm×0.25=40.5cmの座面高が最適ということになります。
座面高45㎝のYチェアだと、足裏が地面にぺったりつきません。数cm踵が浮いてしまいます。
身長162㎝の私の場合
ただ、これくらいだと私はそれほど座りにくいとは感じません。
少し高く感じる問題を解消するには、厚めのスリッパを履いたり、ラグを敷いたりするとよさそうです。
身長174㎝の主人の場合は、先ほどの計算式にあてはめると43.5㎝が最適な座面高になります。
座面高45㎝のYチェアに座ると以下のような感じで、足がぺったり地面についています。
身長174㎝の主人の場合
主人曰く「ちょうどよい高さだと感じる」とのことです。
さらに、テーブルとの高さについてですが、日本人のテーブルとイスの座面の高さの差の目安は27~30cmと言われます。
日本で多く使われているテーブルの高さは70cmなので、その場合、座面の高さは40~43cmがいいそうです。
我が家のテーブルの高さは72cm。座面高45cmの場合、テーブルとの差は27cmなので、テーブルとの高さの相性はちょうどいい感じです。
作業もしやすい
前に述べたように、テーブルの高さ72㎝と座面高45㎝のYチェアは相性◎なので、食事をするときも、ものを書くときも、PC作業するときも、ちょうどいい高さだと感じます。
通路が圧迫される
テーブルの中に膝置き部分をしまえないので、通路が少し圧迫されます。
我が家の場合、後ろに壁がないので通れないほどではないですが、少し通りにくくなります。
Yチェアのメリット
Yチェアのメリットとデメリットについてまとめます。
①:とにかく絵になる
もう本当に美しい形で存在感が抜群!
これひとつあるだけで、素敵な空間が出来上がります。
名作チェアの中でもその絵になる具合は群を抜いていると感じます。
②:椅子自体が軽い
とても軽いのでイスの出し入れがしやすいです。
また、いろんな場所へ移動もしやすいです。
Yチェアのデメリット
①:背中が痛い
背もたれが細いので背中が痛く感じることがあります。
長時間ゆったりと座りたい方には向かない場合があるかもしれません。
②:メンテナンスが必要
ソープフィニッシュは手垢などの汚れがつきやすいかもしれません。
汚れがつきにくいように定期的なメンテナンスも必要なので、それが苦に感じる方には向かないでしょう。
③:テーブルによっては傷がつく
テーブルの高さによってはYチェアの肘置き部分が少しテーブルの中に入る場合があります。
そして、テーブルの角にYチェアの肘置きが当たって傷がつくこともあるようです。
特に、塗装のされているYチェアは塗装が剥がれる場合があるので注意が必要です。
価格の高いイスを買う意味ってなに?
庶民なので高い椅子を買うのに躊躇しました。
でも、いいなと思うインテリアの家には必ずと言っていいほどYチェアがあるのです!
ですから、北欧インテリアを目指すなら一脚はほしい椅子だとかんじました。
ダイニングチェアに何万円もかけるっていう概念がこれまでの人生ではありませんでしたが、ブランドバッグを買うのと一緒だなと気づきました。
何にお金をかけるかは個人の自由。
椅子は毎日使うものなんだからお金をかけてもいいじゃない!
まとめ
今回は「Yチェアの使い心地やメリット・デメリット」について紹介しました。
私は、どこで買うのが一番お得になるか検討して、楽天のCONNECTさんで購入しました!
座面クッションも同じショップです!
ミナペルホネンのタンバリン柄が可愛くておすすめです♪
我が家には、ほかにCH88やマルニ木工のヒロシマもあるので、それらのチェアについてもまた記事にまとめたいと思います。
コメント