お家にかかる固定資産税の額って実際何をみて判断しているの?
固定資産税対策で特に必要のないオプションは、できれば家づくりの段階で除外しておきたいですよね。
ただ固定資産税ばかり気にして理想の家から遠ざかるのも避けたい・・・
そのような方のために固定資産税が上がる住宅設備やオプションをまとめてみました。
この記事を読むと・・・
- 固定資産税の加算対象になる住宅設備が分かる
- 固定資産税の加算対象となる住宅設備のランク帯が分かる
- 固定資産税で損しないための家づくりができる
実際に我が家も固定資産税の調査があり、家づくりが終わった後でしたが固定資産税について興味を持ち調べるようになりました。
インスタや色んな方のブログ、YouTube等を用い多く調べましたので、これから家づくりをする方の参考になれば幸いです。
この記事では総務省が出している資料を基に、見落としがちな家の中の加算オプション解説します。
見落としがちな加算オプション
床材
床材の種類が値段的に高いもの(高級なもの)になっていくにつれて固定資産税は高くなっていきます。
下記の表のとおりで一番高いのは石材。次いでタイル(大)となります。
リビングが大理石!なんてお家は高そうですね。。。
我が家は朝日ウッドテックさんのライブナチュラルプレミアムを採用しています。
そのため固定資産税上では木質系床仕上げとなりますが、どのランクにランク付けされたかは分かりません。
建物:〇〇万円としか表示がないので、床材などの細かい詳細は分かりませんでした。
クロス
漆喰やエコカラットは加算対象です。
それ以外は固定資産税は一定です。
我が家はエコカラットをがっつりテレビ裏に仕込んでいます。。。
エコカラットは調湿や脱臭効果があるといわれています。アクセントとしてもそうですが機能的にも良いので、ついつい採用しちゃいますが、使う量や面積は要検討ですね。
キッチン
以下の画像の通り、補正係数が高くなるほど加算額が多くなります。
一般的なご家庭のキッチンは、システムキッチンが多いと思います。
その場合、幅255cmを超えると加算対象になります。
床材の時もそうでしたが、人工大理石カウンターも加算対象です。
トイレ
トイレの数が多いほど固定資産税は高くなります。
最近は1階と2階それぞれにトイレを付けるのが主流ですが、これが加算対象ですので、本当に2つ必要かは要検討ですね・・・
さらにトイレ内に手洗いが別途ついている場合は加算の対象になるので要注意です。
洗面台
洗面台が多いほど固定資産税は高くなります。
最近は感染症対策として、玄関に簡易的な洗面所を設けるご家庭も多いかと思います。
オプションとしてよく提案される設備ですが、それも加算対象なので要検討ですね。
また、多くはないと思いますが洗面台のサイズにも注意が必要です。
お風呂
お風呂のサイズが一坪以上あると加算の対象になります。
ゆったりしたお風呂は憧れがありますが、サイズには要注意です。
その他オプション(必要ではない設備)
埋め込みエアコン
エアコンを埋め込むと、建物の一部とみなされ加算対象となります。
ただ、固定資産税の調査が入るまで天井は仮設の状態にしてもらい、調査後にエアコンを設置することで加算を免れる方法もあるようです。
埋め込みエアコンを採用すると、部屋のデザインもスッキリしますし、省エネ効果も高いのですが交換や掃除が手間だと聞くのであまり採用はおススメしません。。。
床暖房
設置すると家の資産価値としてはあがるため、固定資産税は上がります。
床暖房はガス式(ガスで温水を作り温める)と電気式がありますが、電気式はガス式に比べ温度ムラが多いようです。
我が家はガス式(温水式)ですが、温度ムラもなく温かいです。
採用する場合はガス式(温水式)をお勧めします。
浴室暖房
こちらも床暖房と同じく、設置すると固定資産税は上がります。
これは我が家の後悔したポイントですが、3年ほど住んで浴室暖房は殆ど使っていません・・・
これで固定資産税が大きく上がったと考えると、無くてもよかったんじゃないかなと思います。
ただ、老後はヒートショック現象で心臓に負荷がかかると聞くので浴室暖房は老後に必要なのかな~と思ってます。
まとめ
今回は「固定資産税が上がる要注意な住宅設備(オプション)9選」について解説しました。
家づくり前に気を付けるポイントとして固定資産税は見落としがちです。
その他、家づくり中の方に参考になる「住宅関係のお金について」記事にしていますので是非ご参考ください!
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